2013年12月30日月曜日

年を越す準備をしています

年末年始は帰省せずに寮で過ごします。

おせちなんかを作るのは面倒ですが何もないのも味気ないので
年越しそばとお雑煮だけは作ろうと思い鶏ガラで出汁を取っています。

他にも2、3人寮に残っているのでささやかに飲みながら紅白でも見るつもりです。


2013年12月29日日曜日

先達はあらまほしきもの

最近魚屋でアルバイトをしているのですが
有難いことに氷見の寒ブリやら明石の真鯛やらを捌く前の下処理をさせてもらえたので
役得とばかりに普段は面倒なので捨てている内蔵をもらってきました。

初めは心臓と肝と卵くらいをもらう予定だったのですが
胃袋も大きかったので酒盗も作ろうと思いつき
さらに魚屋の大将が幼い頃から煮付けて食べていたという謎の臓器ももらったので
3kg近くになっちゃいました。笑






帰ってからそれらを湯通ししたり洗ったりと下処理してから
まとめて大きなフライパンで煮付けてやりました。
さっそく白ご飯と一緒に食べたのですが謎の部分がうまいうまい。

やっぱり先達はあらまほしきものですね。


2013年12月27日金曜日

きみにとどけたいものが

最近自然食品を扱うお店でアルバイトを始めたのですが
色んな発見があって考えさせられてなかなか面白いです。

この店を求める客層の職業や収入・社会的地位、
取り扱う商品関連の生産者の考え、店としてのスタンス、
お客様やパートさんの考え方など書きたいことは色々あるのですが

一番痛感したのは安心するにはコストがかかるということです。

科学的思考の訓練を受けている人ならばちょっと考えればわかるのにと思えることでも
その訓練自体に長い時間とお金がかかるわけで万人が十分なリテラシーを獲得するなんて無茶ですし
わかんないからあなたを信頼するわって人は騙される可能性というコストがありますし
こういう自然食品の店は独自の流通網で仕入れているのでどうしても割高になったりしますし
なかなか上手くいかないものだなーと思います。

でもやっぱり相互に信頼することができる社会が一番低コストですし安心できる社会だと思うので
これからも信頼することされることについて考えていきたいと思います。

2013年12月24日火曜日

トマトチャン!が瀕死!!


最近は部屋の中でもとても寒いとか
この時期は太陽の光が1時間くらいしか私の部屋に届かないとか
部屋が常に湿度40%以下とか
それはもうトマトにとって過酷な環境でありまして全然元気がなかったトマトチャン!でしたが
ついにこんな姿になってしました。

よく見ればわき芽のわき芽だけは元気そうなのですが生き延びてくれるのでしょうか。

やはり東京の冬はトマトにとって厳しいようです。





2013年12月23日月曜日

10年という月日

今日古い友人に誘われてお昼に小さなクリスマスパーティーに参加してきました。

10年以来の友人たちは立派な親になっていて月日が過ぎたのを実感しました。
見た目も何にも変っておらず相変わらず会ったら馬鹿な話をしていましたが
ちゃんと子供の前ではしっかり親になっていました。

本当に光陰矢の如しですわ。。。

2013年12月22日日曜日

冬至の日は元旦なのです

今日は冬至でしたね。
一年で最も夜が長く昼が短い日です。
つまり闇の世界の終わりであり光の世界の始まりである日なのです。
陰極まって陽と成る日なのです。
例の叛逆の物語でもあります。

そんな日に私の神道の師匠に誘っていただき明治神宮に初詣して参りました。
これは体験した人にしか伝わらないと思うのですが本当にすごかったです。
今日は朝から晩まで一緒に居させていただき非常に楽しく過ごしました。

この縁をこれからも大切にして生きたいと思います。




2013年12月21日土曜日

僕は何回年を忘れるのでしょうか。。。

昨日も今日も忘年会でした。。。

二日続けて日付が変わってしまいました。。。

こんなに忘れ続けていいものなのか。

こんなに忘れてしまったらいつまで経っても人間は進化できないじゃないですか!

人間の素晴らしさをなめるな!

2013年12月18日水曜日

寝る時間がないくらい寝ている時もある

最近は睡眠時間が不規則です。

面白い勉強会だったり仲間内での議論だったり課題があったりと色々と予定が深夜にまで及ぶことが多々あり
2、3時間睡眠が続いたりその反動で夕方から朝まで12時間寝てしまったりしています。

しかしこんなにやりたいことができる環境はありがたいですね。

2013年12月16日月曜日

白熱教室 in JAM Dorm

マーケティングに関する課題について4時間もぶっ通しで議論していました。
あれはイシューか?これがイシューか?
それはイシューへの正しいアプローチか?
などなどかなりの白熱教室になりました。
日付が変わっても終わらない終わらない。
最後にはみんな眠気で意識が朦朧としていました。

しかし、その甲斐あっていいものができそうです。

2013年12月14日土曜日

ギュッとつまった濃いトマト ★★★☆☆

紙パックに入ったトマトジュースを見つけました。
ペットボトルや缶は良く見かけますが紙パックって珍しくないですか?
まあ野菜ジュースやフルーツジュースの紙パックはありふれているので
トマトジュースがあってもおかしくはないのですがなんであんまり見ないんでしょうね?


まあとにかく飲んでみたのですが
全然濃くない。
いや薄いってわけではないですけど無難な濃度のトマトジュースなんですけども
こんだけパッケージで濃い濃い煽って期待値上げてこれられたので期待したわけですが
残念ながら期待を上回ることができていませんでした。

とは言え味は全く問題なくおいしいので、評価は★★★☆☆
敗因は期待値を上げすぎたことですかね。

2013年12月13日金曜日

ポテトチップス カゴメトマトケチャップ味 ★★★★☆

カルビーとカゴメがコラボしたということで
農業関係者ならば食わねばならないを言い訳に買いました。



普段はあまりケチャップを食べるような生活をしていないのですが
このポテトチップスはおいしかったです。
トマトの酸味で脂っこさが中和されていてどんどん食べてしまうという恐ろしい事態に。
あっという間に無くなってしまいました。

今度からポテトチップス食べるときはケチャップを用意しようかなと思ったくらいハマった味でした。

というわけで評価は★★★★☆

マイナス理由は上あごに刺さって痛かったからです。
ポテトチップスは悪くないけど責任転嫁したかったのです。

2013年12月12日木曜日

知ることと生きること

死に急ぐ科学者魂』という記事を読みました。
http://www.cdb.riken.jp/emo/clm/clmj/1312j.html

「なぜに我々はおせっかいにも、世間の誤謬を糺そうとするのか。
それは名声や業績を求めるからでも、出世したいというのでもない。
金や名誉と似ているようで、何かが決定的に違う。」

本当にこの衝動は何故なんでしょうね?
名誉欲や承認欲求にも似ているけれども、何かが違うんですよね。
個人の欲求を越えたもっと普遍的な部分から出てくるもののような気がします。

その答えのヒントが、おなじみ野崎まどの『know』に書いてありました。

「《知る》と《生きる》は同じ現象ですよ」
「周りの物質を取り込んで代謝し、自己組織化し、物理法則に従ってエントロピーを増大させようとする物質を
生命法則に取り込んで秩序立てていく現象。それが生命です」
「《生きる》とは〈物質とエネルギーの自己組織化〉の過程を指す概念」
「《知る》とは〈情報の自己組織化〉を指す言葉です」
「〈物質の自己組織化〉《生きる》と〈情報の自己組織化〉《知る》は、私達人間存在の本質的な欲求です」


この論理が正しいとすれば、「死に急ぐ科学者魂」は誰よりも真摯に生きていると言えるのかもしれません。
誤謬で歪められて〈知る〉ことを妨げられることは殺されることと同義ですからね。
科学者は人類を救う真のヒーローなのかもしれません。

私ももっと〈知りたい〉と思いました。

2013年12月11日水曜日

友達方程式における友達係数はf=3.323018

友達のいる人生はとても豊かです。

今日は11年ぶりに高校の同級生と会いました。
お互い全く成長していませんでした。変ったことと言えば合法的にお酒が飲めることくらいでしょうか。
それ以外は精神構造も馬鹿話で延々と楽しめることも高校生の頃と変っていませんでした。
それでも地球は律儀に回っていて、時間も止まりもせず戻りもせず、ちゃんと11年分時間が過ぎていました。
今更振り返って、思えば遠くにきたもんだ、ってのを肌で実感しましたよ。

本当に友達のいる人生は豊かだし、友達は素晴らしいと思いました。


悪魔や魔法が素晴らしいのは、あらゆることを想像できて、あらゆることを仮定できるからです。
悪魔や魔法は無限のエレメントを内包してるんですよ。
論理の外にあるからこそ、論理の通用しない物全てを包括することができるんです。

そして私たちはもう知っていますよね。
悪魔なんか魔法なんか仮定しなくても想像しなくても、誰もが知っていて、誰もが持っていて、
とても普遍的で非論理的で反利害的で超経済的な存在を。

問:友達とは何か
答:非論理的で反利害的で超経済的な、人の理解を越えた存在
問:なぜ友達が必要か
答:人が無限の世界を手にするため


引用:野崎まど著『パーフェクトフレンド

2013年12月10日火曜日

いつか記録からこぼれおちるとしても

筑波の農業関係研究施設が集まっている所に行ってきました。

農業環境技術研究所や農業・食品産業技術総合研究機構や片倉チッカリン株式会社など
丸一日掛けて視察させてもらいましたが
一番ぐっときたのが農業生物資源研究所のジーンバンクでした。

ジーンバンクは国内外のあらゆる遺伝資源を収集・保存し活用する施設です。
植物の種だけでなくカビやウィルスのような微生物や動物の生殖細胞など
25万種以上もの遺伝資源がありました。







ここにあるものは保存に最適な環境で徹底して管理されており
何年か毎に劣化を防ぐために増殖させてまで遺伝資源を後世に残そうとしているのです。
こんなもの保存しといてどうするのよといったものもきっとあるでしょうし
誰にも活用されないまま延々と眠り続けるものもあると思います。

それでもこの遺伝資源を守り伝え続けていくのはなんででしょうね?


その答えが『竜の学校は山の上』にありました。

「世の中にはふたつのものしかないっ 役に立つものとこれから役に立つかもしれないものだっ」

「なくしてしまったものをあれは役に立たなかったってことは言えるけどそれは所詮狐の葡萄」
「だから簡単に捨てちゃいけないんだ」
「でも役に立たないと諦めたらそれでは捨ててしまうのと何も変わらないだろ」
(九井諒子著「竜の学校は山の上」より引用)

というわけなんですよね。
そしてこの無駄さが豊かさだと思うんですよ。

2013年12月9日月曜日

好き好き大好き超愛してる。ということ 

「愛は祈りだ。僕は祈る。」という魅力的な文で始まる
舞城王太郎さんの『好き好き大好き超愛してる』を再読しました。



実は私はこの小説が大好きで4、5回くらい読み返しています。
短くてリズムがあって一気読みしやすいということもあるのですが。

この本は「愛するということ」についてこれでもかというくらいの勢いで書かれています。
本当は最初と最後の2ページを読めば愛についての主張が十分理解できますし
物語の構造がちょっとわかりにくいので余計何がいいたいのか理解しにくくなりそうですし
セカイ系とかセカチューちっくな展開はそれだけで拒否反応を起こす人がいそうなんですが
それでも大丈夫と思える人はきっとこの本を気に入ってもらえると思います。
ただただ真剣に「好き」や「愛してる」に向き合った素晴らしい作品なのです。

愛は祈りで、物語も祈りです。
ということは物語は愛ですし、物語ることは愛することに他ならないわけです。
そもそも物語は過去について起こらなかったことや起こってほしかったことについて
祈った結果でもあるのです。
だから物語るという行為は祈りであり、それは過去に対する希望であり、
同時に未来に対しても希望であり、つまりは愛なのです。

うん、何言ってるかわからない。
でもまあこの本を一気に読んだらどうなるかという見本にはなりましょう。
そうなるように僕も祈ろう。

さて次は例のアレにとりかかるかな。

"THE ART OF LOVE LOVE LOVE YOU I LOVE YOU" is the END!

2013年12月8日日曜日

アマゾン先生には大変お世話になっております

最近は本を読むのに忙しくて本読む暇がないくらい本読んでます。
それでも読む本は無くならない。
欲しい本が際限なくあってついつい勉強だからと言い訳をしてポチってしまいます。

まあ、でも本は読まなくても誰かが買うことで絶版を免れますし
絶版にならなければ次世代が手軽に入手できるようになりますんで
積ん読も決して無駄ではないのです!
いや私はちゃんと読んでますけどね?



2013年12月7日土曜日

今日もまた語り合う

この学校のいい所は語り合える仲間がいることです。

飲んで飲まれて夜遅くまで下らないことも真面目なことも
真剣に語り合って議論し合って批判し合って肯定し合って
それでもちゃんと仲間でいられるって素晴らしいことだと思うんですよ。


2013年12月6日金曜日

つながりっていいですね

今日は私が利用した海外派遣事業をされているJAECの方々が学校にいらっしゃいました。
もちろん仕事としてです。

事業説明を聞いていてなつかしいなと色々なことを思い出しました。
あんなことやこんなこと。
でもやっぱりアメリカに行って良かったと思います。
広い世界を見ることができましたし、なによりかけがえのない仲間とつながりができました。
それだけでも一年半を費やした価値があると思います。

夜の交流会でも改めて認識しましたが
縦横のつながりって本当にいいものだなと思いました。


写真は食欲を減退させることを目的としているとしか思えないデコレーションケーキです。
こんなのが普通のスーパーに売っているのですよ。
アメリカって色んな意味ですごい!










2013年12月5日木曜日

電子機器はブラックボックス

ipod touchの画面が割れてしまったので自分で修理してみることにしました。
専門業者に頼むと高いのですが部品代だけなら3分の1くらいになるからです。
あと実際に自分でできるか試したいということもあります。

というわけでネットで交換方法を見ながら作業をしてたのですが
そもそも部品の色を間違えてしまいました。
でもまあお洒落っぽく見えると思い込めば大丈夫でしょう。



少しずつ砕けたガラスを取り除きます。非常に地味で時間のかかる作業です。
しかももう後戻りできません。成功させるしかないのです。



結局なんやかんやで3時間くらいかかりましたが修理が終わりました。
新しいときれいで嬉しいですよね。


しかし、電源は入るもののタッチパネルが反応しないという結果になりました。
何が悪いのかもう一度バラして調べないといけなくなりました。
でも今日はもうバラす元気はありません。
また後日やることにして寝ます。おやすみなさい。

2013年12月4日水曜日

柔術すると頭の方が疲れます

ブラジリアン柔術ってご存知ですか?
日本で昔からあった柔術という柔道の元になった武術が
ブラジルに伝わって現地で独自に発達した格闘技なのですが
それがまた日本に逆輸入されて日本でも広がったという経緯があるのです。

知らない人にはどんな格闘技なのか全くイメージできないと思うのですけど
寝技だけの柔道とか高専柔道みたいな感じと思ってもらえればいいはずです。
これでも分からなかったらyoutubeで探してください。

まあそんなブラリジアン柔術ですが
実は私は大学時代からやっていて青帯を持っているのです。
でも大学卒業をきっかけに柔術ができる場所がなくなってしまいそのままフェイドアウトでした。

しかし、学校の農業研修も終わり授業も本格的に始まってやっと生活リズムが安定してきたので
体力維持と異業種交流と紫帯取得のためにまた始めました。


いやー久しぶりにした柔道は楽しかったです。
日常生活の中では全力を尽くして相手にぶつかるということはなかなかできないですが
ルールのある柔術ではそれが恨みっこ無しで全力でできるのです。
これは肉体的にも精神的にもすごく気持ちの良いことなのです。

さらに肉体ばかり酷使すると誤解されがちですが
柔術は考えることが大事で、きちんと人間の身体の構造を理解して
理にかなった方法で相手をコントロールするという非常に高度で知的なスポーツなのですよ。
しかもほとんどが寝た状態で攻防しますので圧倒的に怪我する確率も少ないという素晴らしさ。
柔術やってる人の大半は穏やかな人格者というのもポイントです。

というわけでこんなに入りやすい格闘技はなかなかないと思いますよ。
是非皆さんも一度体験してみてください。


2013年12月3日火曜日

世の中にはふたつのものしかないっ。役に立つものと…

九井諒子さんの漫画を二冊買いました。




半年程前に『ひきだしにテラリウム』を偶然見つけて読んで以来ずっと気になってたのです。
この人の漫画をひと言でいうなら「とても巧い」でしょうか。
絵柄の書き分けとか斜め上の発想とかわかりやすい巧さもあるんですけど
なによりごく自然に漫画という表現手段を使いこなしているというかそんな印象を受けるのです。
記号を食べる」を読んでいただければなんとなくお解りいただけるでしょうか。


でもなにより私が気に入ったのは境界線をすんなりと当たり前のように越えてみせる所です。

この人の作品はファンタジーが多いのですが、ファンタジーだけあって竜やら魔王やらケンタウロスやら
天使やら人魚やら狼男やら超能力家族やらが出てきますが、それらがごく自然に世界と共存しているのです。
ファンタジーなら当たり前じゃないかと思われるかもしれませんが、これが本当に違和感無く存在しているのですよ。
あまりにも自然すぎてファンタジックでない現実がフィクションに思えるくらいです。

うーん、でもこの感覚は読んでもらわないとやっぱり解らないかもしれません。

なので絶対に損はしませんから3冊のうちのどれかを買って読んでみてください。
本の装丁も凝っていて色々発見があって楽しめます。
『ひきだしにテラリウム』が一番読みやすく楽しめると思います。
ちなみに私は『竜の学校は山の上』の「現代神話」と「竜の学校は山の上」がお気に入りです。



杞憂だとは思いますが、
この本を買って読んで損したと思ったのならそれはもう漫画を読む才能がないということなので
金輪際漫画を読もうなどとゆめゆめ思わない方がいいと思われます。

2013年12月2日月曜日

ホットワインは和製英語ってウィキ先生が言ってた!

デンマークに行った友人からお土産をもらいました。
ホットワイン用のナッツ&レーズンミックス(上の写真右側)なるものですが
使い方が分からないので色々検索してみたら面白そうだったので実際に作って飲んでみました。

スパイスはシナモンとグローブとレモン的なものがあれば十分らしいのですが
今回は調子に乗って香りが良さそうなスパイスも追加して
さらに同級生のリンゴも勝手に追加してみました。

調理自体は適当に鍋に放り込んで沸騰させないように温めるだけなので
材料さえ揃えることができたらすごく簡単です。
あっという間にできました。

そしてお味は、、、初めてにしてはすごく上出来でした。
これは寒い日に飲みたくなる味ですね。
スパイスやワインの種類など色々アレンジができそうですし
ちょっと甘めに作ってブラックコーヒーとセット売りしたらウケそうとか
色々アイディアが広がります。

教えてくれた大切な友人に感謝です。






ちなみにホットワインは和製英語でドイツ語のグリューワインって呼び方が一般的に使われているようですね。
ヨーロッパでは冬の風物詩なのだとか。

2013年12月1日日曜日

甘いだけじゃダメかもしれない

一緒にアメリカに行った仲間が新宿の小田急百貨店にミニトマトを出したと知らせてきたので
早速買いに行ってきましたらすごいことになってました。

トマトフェア的なものをやっていまして30商品くらいのトマトがかなり広い棚を占有していました。
ちょうど商品を並べている店員の方に話しかけてみたところ
友人のミニトマトがおいしいしよく出ているとのこと。
また時期的なものがありますが熊本産が多い多い。半分くらいは熊本産じゃなかったかしら。
別に私には全然関係ないのですがなんだか誇らしくなりました。

というわけで友人のトマトと何かと気になっていたアメーラを買って帰りました。
そして早速試食してみましたが、やっぱり友人のトマトはおいしい。新鮮で甘いです。
いかにもミニトマトって感じでちょっと値が張りますが納得のお味でした。

アメーラの方は確かに甘くておいしいのですがそれだけという感じで
多分酸味がほとんどないのが単調さを感じさせる原因だろうかと思います。
結果あんまりインパクトのある味ではないので次回の選択肢にはなりにくいかと思いました。
しかしパッケージは素敵だし売り方も上手なようでバイヤー間ではかなり評価は高いんですよね。

売り方って奥が深いなと思いました。



2013年11月30日土曜日

誰にでも合う靴は誰にも合ない靴なのだ

以前アメリカにいた時に靴をフルオーダーで作ったことがあるのですが
これまで普通に履いていた靴が履けなくなるくらいすごく良いものでした。

そんなこともあってその靴ばっかり履いていたらさすがに色々不具合が出てきて
新しい靴が必要になったのですがすでに既製品には戻れない足になっていました。

といってもフルオーダーするには懐が寒すぎるのでどうしようかなと悩んでいたら
手頃な値段でパターンオーダーできる店を発見しまして注文してきました。

なんでもゴローは注文登山靴で有名らしくかなりお客が多かったです。
私は登山はしないのですが農作業や視察等で足場の悪い所にも行きますし
山という程の山じゃないですが里山の山林に入ることもありますので
軽めのトレッキングブーツを注文することにしました。
とても忙しそうでしたが丁寧に話を聞いてくれて私の用途に合った靴を勧めてくれるなど
本当に自分の製品に誇りを持っているいい店だと思いました。
(登山はしないけど雑誌で見て可愛かったからという理由で
すごく重くて堅牢な靴を欲しがってたお客さんには何度も何度もやめた方がいいですよと言ってました。
結局お店は断りきれなくて注文を受けたようですがすごく嫌そうでした。)

しかし出来上がるのが1月末ってのが注文靴の楽しみでもあり不便なところなんですよね。
待つことなどの手間を楽しめないと何かを注文するのは難しいですよね。

さてさてどんな仕上がりになるのか楽しみです。


2013年11月28日木曜日

目立たない所からほころびはじめる

先日、栃木の北の北にある馬頭村という集落に
日本大学の学生と行く機会がありました。

馬頭村は田畑は放棄地が多く山も手入れされていないという
典型的な過疎の村でした。

特に衝撃的だったのは
古民家を改修した宿泊施設周りの排水溝に土が5センチ以上溜まっており
カバやらススキやらが生え放題という光景でした。
ちょっと時間があったので10m程さらってみましたが
これがしんどいしんどい。

こういう効果が見えにくい作業は真っ先に行政サービスから外されますし
地味にしんどい作業なので高齢者にはちょっと荷が重いのですね。
こうやって集落維持機能が少しずつ少しずつほころんでいって
ある時がたっと限界を迎えるのでしょう。
知識としては知っていた限界集落のグラフを頭でなく心で理解しました。

こういうのを目の当たりにするとTPPに安易に賛成できなくなりました。


2013年11月26日火曜日

もしも果てが見えたなら

野崎まどの『2』を再読しました。

この本はただの恋愛小説です。
ラノベですしミステリーだかSFだかホラーだかラブコメだか分類が難しいですし、そもそもこの本を読むためにはデビュー作の『[映]アムリタ』から『2』までの著書5冊を読んでおかないと十分に理解できないし楽しめないという鬼畜仕様ですし、ものすごくハードルが高いのですが、そのハードルを越えるとそこには多分あなたがみたことのない世界が広がっているんですよ。

ちょっとネタバレになるんですが
この本はジブリの「風立ちぬ」に一番近いんじゃないかなと思うんですよね。
「風立ちぬ」は空を飛ぶことというきれいなものだけを追い続けた男とそれを支える女を限りなくきれいに描いた狂気の恋愛ものじゃないですか。
この本もまさにそれで、男と女の立場は逆なんですが、究極の映画を作る女とそれを献身的に支える男の話なんですよね。こう書くとなんだか大したことないですが、本当に「風立ちぬ」レベルで見事に狂気の所行なんですよね。でもそれがとても美しいと思えてしまうのです。
そしてそんなストーリーを考えた作者は頭おかしいと思ってしまいます。『野崎まど劇場』を読めば頭がおかしいんだと確信します。



まあいずれにせよ、この本はただの恋愛小説ですが、とびっきりの恋愛小説です。
ぜひ読んでみてください。絶対損はしません。

2013年11月25日月曜日

100%錫の本気を君はまだ知らない

東京青年会議所が主催するシンポジウムに参加してきました。

豪華な登壇者の方々がいらっしゃいましたが
特にぐっときたのは富山県高岡市の鋳造メーカー株式会社能作の代表のお話でした。

伝統的に生産でも流通でも古い体制が残っていた点や
エンドユーザーの顔が見えなかった点、生産スピードやその手間を顧客が理解しにくい点など
様々なところで農業と共通しており、能作を含めた高岡市の成長の軌跡は非常に参考になるものでした。

ちなみにこの写真はこの会社の商品である自由に曲がる錫のKAGOです。
すごく柔らかくていくらでも自由に手で曲げることができるのです。
しかも金属疲労もほとんどないようで金属に関する私の常識がふっとびました。
この感触は一度確かめてほしいですね。


2013年11月20日水曜日

生類相憐れみの令

今日は鳥獣害に関する授業がありました。

鳥獣害に関しては個人的に興味があって大学の卒論で書いて以来ずっとチェックしてるのですが
なんだかもやっとしたものがあるんですよね。

下のシリーズに出てくる人たちはなんだか被害者意識が強くて
わたしたちは被害を受けているのだから殺して当然よ!的な意識がちょっと苦手です。

もちろん鳥獣も人間を憐れんでいないから駆除して良いという考え方もありだとは思いますけど
人間側にも原因があって鳥獣には申し訳ないけど私たちの都合で殺しますという
自覚がほしいなと思うのですよ。

じゃないといつまでたっても問題は解決しないのではないんでしょうかね。


しかし、なぜかこのDVDのBGMが「君の知らない物語」のアコースティックバージョンなんですよね。
誰のセンスなんでしょうね。不思議です。

2013年11月19日火曜日

世界の終わりとこの世の限り

先日飛行機に乗る用事があったのですが
雲の向こうに太陽が出入りする景色を見ると
私はいつも世界の終わりという言葉をイメージしてしまいます。

なんででしょうね?






2013年11月18日月曜日

アースデイマーケット in 代々木公園


アースデーマーケットに行ってきました。

このマーケットはオーガニック中心のファーマーズマーケットで
東京都心で定期的に開催されています。

つながりを大事にするというコンセプト通り
食と農や消費者と生産者が有機的につながり発展していくというお話を聞いて
経済では測れない価値を感じました。

ウィークタイズなつながりはまさに私の理想とする関係であり
そんなつながりを作るにはやはり消費者や生産者が直接対話できる場が必要だと思いました。



2013年11月17日日曜日

進撃のくまモン

都内のセブンイレブンでくまモンの飴?を見つけました。二つも。



袋飴ジャンルは20商品も無かったと思うんですが
その中で1割以上を占めるくまモン恐るべし!

万次郎カボチャは世界を救えるかもしれない作物だとかなんとか聞いたことがありますが
とにかく痩せた土地でも収量が高いとか。まちがってたらごめんなさいね。
名産かどうかはわかりませんが最近よく聞く名前ですね。

ぷっちょの方の「ひのしずく」というイチゴは熊本県のオリジナル品種で
味もさることながら香りがものすごく良いのです。
イチゴの中ではトップクラスの香りの良さだと思うんですよねえ。
UHA味覚糖さんはくまモンが飛び込み営業で突っ込んで行ってから縁ができたそうで
色々と熊本の果物を商品化して下さっているんですよ。

くまモン人気はまだまだ続くようですね。

2013年11月16日土曜日

赤梅酒ができました

写真が横になってますが気にしないでください。

熊本県が頑張っていた赤梅酒がついに商品化されました。
「露茜」というスモモと交配したウメを原料に作られた梅酒ですが
一番の特徴はこの鮮やかな赤色です。

味はまだ試したことはないのですが
この色はめでたい感じがしてつい手が伸びそうですね。

今年は販売量が少ないそうですが
大阪では阪急百貨店あたりに出してるとか。
東京ではよくわかりませんね。
熊本ではもちろん鶴屋で扱うそうです。

飲みたいなー。







2013年11月15日金曜日

お向かいさんのお花畑

中原区は都市近郊のベッドタウンで住宅が延々と並んでいるのですが
至る所でパンジーが生産されています。
神奈川県内でも有数の産地で市場の評価も高いらしいです。

寮の向かいの敷地も夏は原っぱだったのですが
研修から帰ってくると色とりどりのお花畑になっていました。

冬野菜は葉物が多いので冬の畑は緑というイメージでしたが
ここら辺りは冬こそカラフルになるようですね。
場所が変わるといつもの光景も変るので面白いです。


2013年11月14日木曜日

彼らはまだ冬を知らない

授業でお台場に行ったのですが面白い光景を見つけました。

なぜか一部が緑な木とか等間隔で緑な菊です。


2枚目の方はちょっと分かりにくいですが
フェンス沿いに白と緑が交互になっています。

恐らく詳しい人ならすぐにピンときて面白がれる光景だと思いました。
分かった人は解説してください。笑

2013年11月13日水曜日

カッとなってやった。反省はしていない。

お久しぶりです。

東京への引っ越しや熊本への帰省なんかでばたばたしていて
つい更新をさぼってしまっていました。
でもこれからはちゃんと更新しますよ。

さて、今日はキッコーマン名誉会長の茂木さんと
農で起業する!』で有名なブドウ農家の杉山さんという
超豪華二本立ての特別講義がありました。

茂木さんのお話はキッコーマンの世界展開についてでした。
そのお話もすごく面白かったのですが、茂木さんの経歴のお話もされていて
MBA時代に痩せるほど勉強したというお話をお聞きして非常に刺激を受けました。

そしてそのテンションのまま部屋に帰って
すべての元凶であるベッドを解体してやりました。
これで勉強三昧の生活が送れるはずです。
解体したフレームはもったいないのでおしゃれっぽい本棚に組み立て直してやりました。
見つかったら怒られそうだけど壊したわけじゃないからいいですよね?


杉山さんのお話も非常に面白く
また有難いことに寮まで来ていただき酒を酌み交わし語り合うことができました。

この学校は本当に恵まれていると思います。
あと一年半ですが徹底的にこの環境を利用し尽くしてやろうと思いましたよ。

2013年11月6日水曜日

JAMの朝は早い。夜も遅い。

JAM(ジャム)とは日本農業経営大学校の略称として一部の学生が勝手に呼称していますが
一応英語ではJapan institute of Agricultural Management だそうなので
結構いい感じの呼び名だと思いますが如何でしょうか?


というわけで今日は部屋が片付かない言い訳JAM学生の一日の紹介です。

4日の晩に川崎の寮に戻ってきたわけですが
5日からはしっかりオリエンテーションやゼミがあり
その晩は研修慰労会という名目で久しぶりの再開を深夜まで喜び合い
結果、部屋は中途半端に荷解かれた物たちで足の踏み場がありませんでした。

今日も朝から夕方まで平常運転のがっつりした授業があり
経営者のための哲学や農山村の再生について悩み
授業終了後も自主的にクールジャパンと世間の動向を考えるための映画まどか☆マギカの新編を観に行き
人はどう生きるべきかを考えていたら夜が更けていきました。

このようにJAMでの学生生活は多忙を極めております。
しかし立派な農業経営者となるためには仕方がないのです。

こうして部屋が片付かないまま、また次の朝が来るのです。



2013年11月5日火曜日

あー!トマトチャン!がー!!!


狭い紙袋の中で過酷な環境を強いてしまった移動の結果
こんなに萎縮させてしまいました。

一晩経っても機嫌を直してくれません。

やっぱりどんな生き物に対しても慈しみ尊重する心は大切ですよね。

トマトチャン!本当にごめんなさい!
今年の冬を快適に過ごせるように誠心誠意がんばることを誓います!

2013年11月4日月曜日

トマトチャン!移動中

研修が終わり東京に戻るのでトマトチャン!も一緒に連れて帰ります。


さすがに宅配便で送るわけにはいきませんので一緒に移動するわけですが
振動やら感想やら暗闇やらで極度のストレスに晒されるだろうと予想されます。
なんとかがんばってほしいものです。

無事移動したとしてもこれから過酷な冬の寒さに耐えねばならないという試練の連続。
はたしてトマトチャン!は無事春を迎えることができるのでしょうか。

乞うご期待。

2013年11月3日日曜日

秋の古本まつりin京都@知恩寺

秋の古本まつりに行ってきました。


恐らくは法則性のある並べ方なのでしょうがそれを理解できない新参者の私には
古文書から最新の古本?まで雑多に並べられた空間がカオスでとても素敵でした。

ぼんやりと棚を眺めながら歩くとよく目につくジャンルや文字があったりして
自分の興味のある分野を自覚することができたりとふらふらするだけでも楽しかったです。

古書からドイツ語からいろんな本があって
あらためて京都の文化的な層の厚さを感じました。
恐らくここのお客の中にも野生の研究者がたくさんいるんだろうなあ。


ちなみに境内に所狭しと並ぶ古本とそれを吟味する人々の光景も圧巻だったのですが
図書館宣言の第三条が気になったので写真は撮りませんでした。
日本ではあんまり気にされてないのですが
アメリカなんかでは図書館とか本屋の写真はプライバシーの観点から厳しく規制されています。
素敵な景色だからと下手に撮るとマジ怒られるので注意してくださいね。




2013年11月2日土曜日

婦木農場に行ってきました! 後編



婦木農場編の前編の続きです。




丹波ブランドで最も有名な農産物が黒豆と大納言小豆ですが
どのくらいすごいかと言いますと
黒豆の枝豆が贈答用に使われるくらい品質と評価が高いのです。
10月中旬辺りからたった2週間しか食べられないこの味を求める人は多く
決して交通量が多いとは言えない丹波地域がこの時期には渋滞するそうです。
確かに一度食べたら渋滞を我慢してでも買い求めたくなります。



恐らく世界最高品質の小豆も
毎年丹波の相場が決まってからその他地域の相場が決まるという評価っぷり。
最高品質の小豆は熟した物だけを一つ一つ手摘みで収穫されるそうで
その気の遠くなるような作業に敬意を表するとともに
その一見非効率な仕事を評価し支えてきた京都の文化的な懐の深さにも驚きます。


ちゃんと熟さないときれいな色になりませんし
熟し過ぎると弾けて脱落し早速発芽したりもしますので
きちんと商品にするのも大変です。



食いかけで申し訳ありませんが
丹波産の黒豆や小豆が気軽に食べられるのが
春日インター近くにある道の駅おばあちゃんの里です。
写真は週替わりの定食でこの日は黒豆のおこわと黒豆うどんのセットでした。
大粒の黒豆が入ったおこわはそれはそれは結構なお味でした。
ほのかに黒豆の香りがするうどんも堪能しました。



丹波のものを使ったお菓子が食べられるのが夢の里やながわです。
丹波の黒豆や小豆を使った和菓子もおいしかったのですが
同級生の敬介くんオススメのバームクーヘンも素晴らしかったです。


いやー短い間でしたが丹波を堪能させてもらいました。
こんなに良い思いをさせていただけた婦木さん一家に感謝です。