2014年3月15日土曜日

現状では実現できなそうだからって、未来もそうだと決めつけるのは無意味だ。 『ゼロからトースターを作ってみた』

『ゼロからトースターを作ってみた』は文字通り、自然に存在している材料を調達して(例えば鉄鉱石を鉱山から掘り出して)部品を作り、その部品でトースターを作ろうという無謀で無茶で無策な挑戦の記録です。もちろん、厳密にゼロから作ろうとしたら宇宙を想像するところから始めなきゃなりませんので、一般的な道具は使用可などのルールを設けてはいましたが、だからといってこの挑戦が馬鹿馬鹿しく馬鹿なことには変わりがありません。

いきなりネタバレしますが、表紙にはとろけたチーズがかかったような黄色い四角い物体の写真が載っており、これこそがその挑戦の結果です。

どこからどう見てもトースターには見えない、不細工で不格好で不気味なこの代物を笑うことは簡単ですし、向こう見ずで世間知らずで後先考えないこの若者を馬鹿にしたくなるのは自然ですが、ちょっとだけ想像力を働かせてみれば、全然笑えないし不自然なんですよね。

私たちの身の回りにあるもので、本当に文字通り英語で言うところの“from scratch”で作れるものってどれだけあるんでしょう?例えば、今私が向かっているChromebookの隣にはメモ帳が置いてあるわけですが、このメモ帳一つとってもとても私には作ることができそうにありません。メモ帳どころかそれの材料である白い紙すら、木からパルプをとって漉くことができたとしても、とてもこんなに薄く綺麗にできる気がしません。
それなのにそんな紙が二束三文で手に入るという不思議。

さて、このコストは一体誰が負担しているんでしょうか?
それとも負担することを先延ばしにしてるのでしょうか?
それともこんなことはコストですら無いのでしょうか?


現代社会は全く不可解ですな。

2014年3月5日水曜日

二子玉川の東急フードショー内「オカッテ」にて
「ニコタマのオカッテ 熊本ウィーク」なるものをやっていましたので行ってきました。

熊本の農家が作った加工品を本人たちが売るという催事ですが
ここが面白いのがキッチンが併設されていて
実際に売っている商品を食べることができる有料試食をやっているのです。
この料理を作っているのも熊本で農家レストランをされている方でした。

料理はどれも丁寧に作ってあって美味しかったです。
特におむすびは普段食べ慣れている熊本産ヒノヒカリだからかわかりませんが
すごく美味しく感じました。
いもあんだご汁(芋餡が入った団子が入った豚汁のようなもの)も美味しかったです。


今回は消費者視点からも生産者視点からも考えることができたいい視察でした。



2014年3月4日火曜日

おもいで、さすらい、かりそめ、まろうど、ゆきずり、うたかた

ずっと気になっていた『おもいでエマノン』を読みました。
方々での評価が高いだけあってやはりすごくいい漫画でした。
古き良き時代のSFって感じでちょっと筒井康隆の『時をかける少女』を思い出しました。


さて、先日の記事に書いたように
勉強しっぱなしのストレス解消のために他にも漫画を色々買い溜めていたのですが
なんと他の全く関係ない短篇集にエマノンがキーになる作品が出てきたのです。

さてさて、このシンクロニティはどう解釈すればいいのでしょうかね?


2014年3月2日日曜日

自由になったら漫画を読もう

ここ一ヶ月はゼミの発表会に備えてずっと準備していたので
漫画を読む暇もなく溜まりに溜まっておりました。

しかし、その発表会も無事に終わり今日から存分に読めるわけですよ。
好きな漫画が読める以上の幸せってなかなかないですよね。