2014年4月30日水曜日

憎くもないのに殴るって、すごく難しい。 『わたし、狩猟始めました』

わたし、狩猟始めました』は、都会で暮らす普通の女性が震災を機に生きることに向き合う過程で、生活としての狩猟を始めるまでの心の動きを丁寧に綴った本です。

少々情緒的すぎる部分も無いことはないですが、本当に普通の感性を持った女性が、生きている動物を殺し、解体し、食べるという一連の過程で感じたことを、過不足なく、押し付けがましくなく、ありのままに表現されています。


「自分の暮らしや幸せを人任せにしておくことが、どれだけ不安定で無責任なことか、痛感したのです」

という一節は、特に共感出来ました。

私もかつては狩猟免許を持っていたこともあったり、ニワトリやシカやウサギを自分で解体して食べたことがあります。また、農業経営者を目指しているので、農作物を自分で育てて食べるという過程も経験しています。

それらの経験から、自分の暮らしや幸せを、一部でも自分の手でつくり上げることができるという状態、せめてある程度自分のコントロール下にある状態であるということは、とても楽しいことでありとても気持ちが楽なのです。不安なことはたくさんありますが、最悪の状態に陥ってもなんとかなるだろうと思えるのです。

その意味で、一度ニワトリを自分の手で殺して食べるという経験は大切だと思います。普段は誰かが肩代わりしてくれているその負担を知ることで、他の人へのおもいやりやすべての生物に対する想像力に触れられるのではないでしょうか。

2014年4月29日火曜日

カオスな空間って全然悪くない



先日ニコニコ超会議3に行ってきました。

ニコニコ動画を地上に再現するというコンセプトなので、どんなにカオスな状況になるのかは代替想像がつくと思いますが、まあ本当にカオスです。

どう考えても発展性のないことにものすごいエネルギーを費やした作品なんかを見ていると、これらのエネルギーを集約して方向性を与えれば、世界なんて簡単に平和になっちゃうんじゃないかと思うんですが、多分方向性が制約されないからこそ発散させられるエネルギーなんでしょうね。
もったいない気もするけれども、多分使いようのないエネルギーであって、それならばこういう公然と発散できる場ってのは必要ですよね。


いずれにしても、共産党と在日米軍と非実在青少年とが同じ空間でニコニコできるお祭りってなかなか無いと思いますので、これからも世界平和のために続けてほしいと思います。まる






 

2014年4月28日月曜日

ニンジンを好んで食べる人は存在するか

先日マルシェでニンジンを売っていた時に思ったんですけど、

「あなたはニンジンを義務感で食べていませんか?」


というのも先日のニンジンは雪下人参という珍しいニンジンで、秋に収穫せずに雪の下で越冬させて春に収穫することで、ニンジン臭さが全くなくなり甘みだけが残るという不思議なニンジンなのです。

正直な所、私はあまりこのニンジンは好みではありません。ほのかにニンジンの香りがする甘いだけの野菜なんて別に食べなくてもいいかなと思うのです。ニンジンのクセがあってこそ甘みも引き立ちますし、ニンジンの存在意義や食べる意味が出てくると思うのです。売り文句は「ニンジン嫌いの子供でも食べられる」「クセがなくどんな料理にも合う」なんですが、ニンジン嫌いなら食べなくてもいいし、どんな料理にも使えるのならニンジンでなくてもいい気がするのです。カロテンとか食物繊維とか諸々のビタミンなら他の野菜でも代替できると思うのです。

そもそも「食べられる」「クセがない」と表現する時点で、元々ネガティブな評価があるという認識が内包されていませんか?そこには食べようとする積極性が感じられないのです。体にいいから、彩りがきれいだから。そんな理由でニンジンは消費されているような気がするのです。

サツマイモは「甘い、おいしい」という積極性が前面に発揮される作物であって、売り方も「甘い、おいしい」だけでも十分差別化できる気がします。だって、サツマイモも含めて、甘いモノって必要なくても食べたくなりませんか?

それに対して、ニンジンやコメやコマツナなどは、あんまりその積極性を多くの人が持っていない気がするのです。義務感からこれらの作物を食べている気がするのです。この辺が、「甘い、おいしい」だけでは差別化が難しく、消費者に選んでお金を出してもらうまでがとても大変な理由なんじゃないかなと感じました。


一番簡単なのは、値段を下げること。しかし、それじゃあ面白くないし、プライドを持ちにくい。というわけで、いかに価値を伝え見出してもらうかということが大切になってくるわけですが、これが一番難しいんだよなー。


2014年4月27日日曜日

代官山マルシェ 二日目 連敗記録更新

二日間のマルシェが終わりました。
今回で二回目の出店でしたが、色々と課題が見えてきました。

顧客がグッと来る商品の提案ももちろん課題は山積みなのですが、今回は特にサークルとしての今後の運営方針を決めなきゃいけないなということを責任者として参加して感じました。


商品を出す学生は、雀の涙程度ですが多少なりとも利益があるわけで、なにより自分の所の商品なので売るというモチベーションが高いわけです。もしくは、商品だけでも出せば、それなりに売り子が売ってくれるわけで、マルシェに参加し続けるハードルはものすごく低いのです。

それに対して売り子としてだけ参加する学生は、最初は売って消費者と直に接するという体験自体が報酬となるのですが、回数を重ねていく毎に慣れが生じて、だんだんと売るモチベーションが少なくなっていきそうな気がします。もちろん、毎回毎回、お客様毎に試行錯誤して対応を研鑽していくのでそれ自体の楽しさはあるのですが、休日を潰しての参加や成果に対する報酬のない状態はあまり長続きするようには思えません。


生産者目線から見ると、小売は仕入れてただ売るだけなのにマージンを取り過ぎだと思えた時もありましたが、小売の目線で見ると、それなりの対価がないと人の商品なんて売れないよなーというのが実感でした。




2014年4月26日土曜日

代官山マルシェ 一日目 絶賛連敗中

代官山マルシェに参加してきました。

先月に引き続き、学生有志での参加です。
私は農家のこせがれではないので売り子としての参加でした。


いやー、それにしても売るのってとっても難しい。前回でも痛感させられて、今回もそれにできる限りの対応をしてきたつもりですが、やっぱりマルシェはそんなに甘くなかった。
もちろん売るのが難しいということはわかっていたことなんですが、それでも体験するとなかなか精神にきますね。

私とは違う価値観を持つ人たちにどうやって私の価値観をわかってもらうか、どうやって私の価値観を伝えるか、受け止めてもらえるか、というのが大事なんだと思います。

ある意味ではエゴの押し付けを、いかに雅に、いかにエレガントに、抵抗なく、まるで自分から進んで受け入れたかのように錯覚させることができることを目指すべきなんでしょうね。


さてさて、課題は山積みですが、明日も元気に試行錯誤でもがいてみましょう。





2014年4月25日金曜日

世の中のど真ん中という感覚が大事なのです

コピーライティング講座というものに無料で参加できるという情報を入手したので、授業終了後に参加してきました。

現役バリバリのコピーライターの方々が講義をしてくださるというなかなか贅沢な講座で、2時間という短い間でしたが、とても勉強になりました。


特に印象に残ったのが

自分の好きなものではなく、良いものを選ぶこと。
良いものとは、世の中の8割が共感してくれるであろう常識に則ったもの。

ということでした。

自分でつくったコピーはとても可愛くてなかなか客観的に評価するのが難しいのですが、プロの方々は幽体離脱と時間を置くことでそれに対応しているそうです。


「ものごとを整理し、言葉でまとめ上げる力」は今、私が最も必要としている能力だと思っています。
一朝一夕には身につかない能力ですが、訓練しだいである程度は上達するそうなので、頑張ります。

2014年4月24日木曜日

不思議な見た目の魚はうまいかまずいか両極端のような気がする

この生物をご存じですか?



ヤガラという魚です。頭だけです。
これまでちゃんとヤガラ味わったことがなかったので手に入れてきました。
もちろん頭以外も付いてますよ?

さばくのはそんなに難しくもないですが、くちばしが長いだけあってちょっと歩留まりが悪いという印象。関西方面では高級魚として扱われているようですが、関東ではあんまり知った人がいないようでそんなに高くはないようです。
それにしても、不思議な外見ですよね。

さてさて、早速刺し身と潮汁で食べてみましたが、これがすごくおいしい。上品な白身で脂がしっかりのっていて、このグロテスクな魚が珍重される理由が分かりました。

魚も知らないことだらけで面白いなー。



2014年4月23日水曜日

しらすモンスター

シラスはカタクチイワシの稚魚がほとんどらしいのですが、実際には色々な生物が混じっています。

今回はエビとタコ、それに何の稚魚かもわからないレプトケファルスが入っていました。それぞれを味わうと違いがわかって面白いですが、大抵は1%(当社調べ)程度しか混入していないのでほとんシラスの味しかわからないと思います。

こういうのは味ではなく発掘する喜びや楽しさってのが提供できる価値なんでしょうね。


2014年4月22日火曜日

トスカーナ!

夜中に中原区を歩いていたら、いつの間にかトスカーナにたどり着いてしまいました。





2014年4月21日月曜日

刺激物を食べる

今日は毎月恒例ヤマトコトバの勉強会でした。
そしてこれまた恒例の会場近くの24時間営業中華料理屋での直会でロシアンルーレット水餃子をやりました。

ロシアンルーレット水餃子という名前でお分かりかと思いますが、水餃子の具が唐辛子のものがあり、これを含めた数皿をミックスして食べるという単純なものです。大体いつも会後の直会は2,3人なのに対して唐辛子水餃子は最低3つあるので毎回必ず当たるのですが、今回は2つ引いてしまいました。

この唐辛子水餃子はびっくりするくらい辛くて、あまりの辛さに一重の師匠が二重になるくらいの威力があるわけで、食後数時間たってもなんだか胃がチクチクしています。

どうして人は好んでこんな辛くて辛い刺激物を食べたがるのでしょうか。全く理解不能です。そういえば、アメリカで一緒に働いていたメキシカンたちも辛い辛いと泣きながら毎食唐辛子をかじっていたのを思い出しました。



ちなみに下の画像は適当に拾ってきたやつですが、こんな感じで外見からは全く見分けがつかない恐ろしい餃子です。


2014年4月20日日曜日

農業簿記検定の結果が出ました!

先日受けてきた罷業簿記検定3級の結果が届きましたよ。


結果はほぼ予想通りの合格でした。
25問中の22問正解なので悪くはないですね。計算問題さえしっかりできれば3級はほぼ合格できそうな印象でした。

でも、大事なのは合格することじゃなくて簿記の考え方を経営に反映させることですからね。こんなところで満足してるわけにはいきません。

というわけで稲森さんの『実学』を改めて読み直してみたいと思います。


2014年4月19日土曜日

左から右にうろうろと

今日は朝から晩までいろんなイベントに参加してきました。

まずは日本でもかなり左寄りなイベントに。素足でヒッピー的格好をしたにいちゃんがセージの煙をまき散らしながら歩いていたり、クマの着ぐるみ着た集団がリコーダーを吹いていたり、意識の高い学生団体が議論を交わしていたりとなかなか盛況でした。

お次は、師匠いわく日本で最も右寄りの由緒ある勉強会でした。平均年齢が農業界よりも高そうでしたが、面白い世界でした。

そして最後は、きゃっきゃうふふの真ん中に戻って、おいしい飲茶や草餅を食べてきました。


今日は身体的にも精神的にもあちこち動きまくった一日でした。

2014年4月18日金曜日

タダのモノに値段がつくということ

雑貨屋さんで面白いものを見つけました。

「ドングリの発芽観察ポット」だそうです。

無料のドングリ3個に水分保持のためのコケとそれっぽいポットがパッケージングされた状態でお値段たったの1,260円。

実に素晴らしい商売だと思いました。すごいアイディアだと思います。その発想はなかった。


こういうものを実際に見て、まだまだ農業でも農産物でもいくらでもやり方があるんだなと痛感させられました。


2014年4月17日木曜日

個食化の極地?

ものすごくお腹が空いてふらっとラーメン屋に入ったらすごいシステムでした。

全席がお一人様用。会話せずに注文できるシステム。目の前のすだれや両側の高い仕切りで、客とはおろか店員とすらも顔を合わせずに済む環境。メニューを多様化せずラーメン一本に絞り込んでいるという割には、細々して考えるのが面倒な注文票。etc.

個食化もここまで来たか。。。と、ものすごい衝撃を受けました。
ここまで隔離された環境を用意してまでラーメンを食べたいという欲求は正直理解に苦しみます。味わうことに集中して欲しいとのことですが、本当にこのような環境が必要なのでしょうか?


食べものはコミュニケーション・ツールでもあると考えていた私にとって、このシステムは本当に驚きでした。
もしかしたらSNSなどで他人とつながる環境が整ったから、こういう形態が支持されるようになったのかもしれません。このように個食感を強調することで、他人とコミュニケーションしたいという欲求を高めているのかもしれません。「関係性の欠如」という関係性ということを考えると、極端に集中を強いられる環境であるが故に美味しく感じるということもあり得ないことはないかもしれません。


うーん、やっぱり東京は面白いですね。


 


2014年4月16日水曜日

できなかったことができるようになることの喜び

ちょっとした発表用のパワーポイントを作っていたら、他の仲間に触発されていたこともあって少しずつ作り込みがエスカレートしてしまい、ついにはパソコン3台を駆使して音声とBGMを付けて全自動化してしまいました。

動画共有サイトに上がっているようなものに比べたらチープすぎる出来栄えですが、グーグル先生だけを頼りにいろんな素材やフリーソフトを駆使して作り上げたという達成感はなかなか良いものです。

今回は初めてなので結構時間がかかりましたが、次になにか作るときはもう少しスムーズにできそうです。


2014年4月15日火曜日

「食べもの」の本質は関係性 『まんがキッチン』

『まんがキッチン』は食べものという視点から名作少女漫画を読み解くという面白い試みの本なのですが、ここに取り上げられているマンガを全部読んでみたくなりますし、今度からはどんな物語であっても食べものが登場したら最後、その意味を考えずにはいられなくなるという呪いをかけられる危険な本でもあります。

個々の作品の解説や登場する食べものからの深い洞察はとても刺激的で腑に落ちるものなのですが、今回は後半の対談に登場する「食べものの本質は関係性」という著者の意見について考えてみます。

お菓子研究家でもある著者の福田里香さんは漫画家の羽海野チカさんとの対談で
「私は、食べものをおいしいと思う気持ちの80%くらいは結局勘違いと気のせいだと思うんですよね。(中略)。「食べもの」の本質は関係性なんだと思います。」
と言っていますが、この言葉は農業経営者にとってはある意味で呪いのように機能するかもしれません。

人にとっての食べものとは、純粋な味だけで味わうことはできないものであり、関係性の中でのみ味わうことができるものだとするならば、より善いものを生産しようとする努力は本当に意味があるのでしょうか。
もちろんその努力や手間暇自体が関係性を育み、おいしさとして作用する可能性はもちろんあると思います。しかし、大した手間がかけられていない食べものであっても豊かな関係性によっておいしくなるという可能性も当然考えられますし、ある意味では絶対的においしいものを生産することよりもおいしいと感じさせる関係性をつくる方が早いし簡単であるということを考えると、農業経営者としては関係づくりに注力した方がより効率的に消費者に価値を届けることができるのかもしれません。

このことはある意味で、生産努力の否定となるのかもしれません。

もちろん両方を向上させることを目指すのが一番なのですが、私も80%くらいは人間は頭で食べていると思っているので、どちらか選択することを迫られたら、恐らく私はコンヴィヴィアリティを目指すのだろうと思いました。


2014年4月14日月曜日

コメみくじ














コメ展にはコメみくじという展示がありまして、米の文字が入っている漢字のハンコを選んで押すとその漢字に関連したお告げを授かることができるという面白い展示です。



このおみくじをやっていた時に外国人の方に説明してくれないかと頼まれたのですが、日本語でも解釈が難しいおみくじを拙い英語で説明するのが難しいこと難しいこと。しどろもどろになりながらも、相手の寛容さにも助けられ、なんとか国際平和に貢献することが出来ました。

うーん、やっぱり英語の勉強がもっと必要だ。




2014年4月13日日曜日

いろんなものが田んぼから生えてくる

コメ展のトークイベントに行ってきました。

ネイチャーフォトグラファーの内山さんは情緒的な方面から、新潟大学農学部准教授の吉村さんは科学的な立場から、田んぼと多様性の未来や大切さについて語るとても楽しいイベントでした。

今回一番の衝撃は本展ディレクターで司会の竹村さんの言葉のセンスが抜群にすごかったことです。展示などの言葉遣いからも感じていましたが、竹村さんの言葉自体はありふれた何の変哲もないごくごく日常的な言葉なのですが適切な場面で適切に使うことですっと心に入ってくるというか、腑に落ちるという表現が体感できるのです。

この言葉遣いの技法は、つながりのしくみづくりを目指す者にとってぜひとも会得したい能力だと思いました。

2014年4月12日土曜日

熊本ぷっちょ第4弾 かんきつ中間母本農6号

UHA味覚糖と熊本県がコラボしたぷっちょの第4弾を東京のコンビニで発見しました。

第4弾は「かんきつ中間母本農6号」という珍しい柑橘味だそうです。

この品種について全く知らないのでちょっと調べてみたのですが、

  • 機能性成分が多い
  • 栽培しやすい
  • おいしい
と、なかなか素晴らしい可能性を秘めた品種のようです。

現在はまだ試験段階で商業利用はされていないようですが、このぷっちょを期に知名度が上がれば柑橘の選択肢がまた増えるので素敵なことになると思います。



2014年4月11日金曜日

品川駅地下探索


品川駅はいろんな電車が乗り入れている超巨大な駅ですので、この駅を利用する時も人が多くて広くてもちろん大変なのですが、自転車などで周辺を移動するときもなかなか大変なのです。

なにしろ巨大な駅なのでまず踏切がないのです。駅から随分離れたところにやっとあったと思ったら、今度はなかなか開きません。

そんなこんなで向こう側に渡ろうと線路沿いをさまよっていたら、やっとトンネルを発見しました。しかも面白いトンネルでした。

写真でなんとか伝わると思いますが、高さがとても低いのです。自転車に乗ってても前かがみじゃないと頭をぶつけてしまいそうになるくらいの高さです。小学生が普通に歩いている後ろで、男性が首を斜めに曲げながら歩いている姿が印象的でした。




2014年4月10日木曜日

散る桜残る桜も散る桜

わたしはあまり満員電車を好まないので基本的に自転車で通学しているのですが、放課後に用事がある時などは電車に乗りオフィス街をてくてく歩いて学校へ向かいます。

そんな時に桜並木を通るルートを使うと、今の時期は桜吹雪の中を歩くことができてなかなか爽やかな気分で登校できるのです。

やっぱり桜は何回見てもどんなものでもいいものですね。


2014年4月9日水曜日

柑橘の詰め合わせ届いたよ

アメリカに一緒に行った友人から柑橘が届きました。

傷があったりして出荷できないやつだけど味が乗ってておいしいから捨てるのももったいないし、食べてくれたらうれしいとのことでしたので、いくらでも食べる人間はいるぜと返事をしたところ、箱いっぱいに送ってきてくれました。ちなみに下の画像は一日後の様子ですが、食堂に置いていたら一気に半分減りました。飢えた若者の食欲は怖いですね。


*ハッサク
*デコポン
*マーコット
*ウンシュウミカン (宮川早生)
*イヨカン
*春美
*清見
が入っている可能性があるとのことで、毎回違う味に驚きながら楽しんで食べています。


しかし、ちょっと見ただけではわからない程度の傷で出荷できないという現状は間違っている気がするんですけどどうなんですかね。流通の構造や効率の面で仕方のないことなのかもしれませんが、なんだかもったいないですよね。





2014年4月8日火曜日

第79回忠犬ハチ公慰霊祭

今日渋谷を通ったらハチ公慰霊祭なるものをやっていました。しかも79回も続いている伝統行事っぽいです。出席者もそこそこいてきちんと真面目な雰囲気でした。

やっぱり東京は不思議な都市ですね。


2014年4月7日月曜日

重ねるという美意識?

とある居酒屋で日本酒を頼んだら三段重ねで出てきました。

グラスから溢れさせてお得感を演出するという手法はわりと一般的でよく見る光景だと思っていましたが、更に升まで溢れさせる手法は初めて見ました。

でもこれって升や皿からじゃ飲みにくいですよね。いちいちグラスに移すのも面倒くさいし。最初から大きいグラスに出してくれればいいのにって思います。

それともこうしたお得感を出すことで、洗う食器の点数が増えるコストをペイできるくらいに客単価を上げることができるのでしょうか?



2014年4月6日日曜日

農業簿記検定を受けてきました




本日、農業簿記を受けてきました。

この日のために農業簿記の授業もありましたし、必死で勉強しましたので、本番はバッチリでした。


でも大切なのは資格ではなくて、考え方を理解し経営に活かすことが大切なので、そのことを忘れないようにこれからも勉強を続けていきたいと思います。


(2014年4月20日追記)
結果が出ました。

2014年4月3日木曜日

新学期が始まりました。

今日は開校式・入学式・セミナー・交流会とイベントが目白押しの一日でした。

今日から新年度が始まり、また新たな気持であと一年を頑張ろうと思います。


早速、課題やら資格試験やら花見うやらで追い詰められていますが
こんな状況も楽しめるようになりたいですね。




2014年4月2日水曜日

Chromebook Acer C720を使ってみてわかったことをレビューしてみる その2

前回からのコピペあらすじ

 そろそろ東芝からChromebookが発売されるらしいということなので、日本版の購入をと考えている方の参考になればと思い、にわかChromebook使いとしての感想を書いてみようと思います。あらかじめ宣言しておきますが、私はパソコンに関して明るくないのでおかしいことを書いていたら鼻で笑うかコメントで易しく優しく指摘しただけるとありがたいです。

 ちなみに私が使っているのはAcer C720という機種です。4ヶ月位前にアメリカの友人に頼んで購入してもらい入手しました。日本では発売されていません(2014年4月現在)。



  • クロームブックでできること
 特定のソフトや環境に依存する作業以外ならほとんどできると思います。一般的なタブレットでできることは大体できると思ってもらっても大丈夫だと思います。

 MSofficeは確かに使えませんが、Google ドライブでほとんど代替できますのであんまり困っていません。確かにワードのようなものもエクセルのようなものもパワーポイントようなものも互換性は微妙ですが、そんなものと割り切れば問題無いですし、一つのファイルを複数人で複数端末から編集できるなんて素敵機能もついてますし、ほとんどのことが無料でできると考えると全然ありだと思います。

  • クロームブックでできないこと
 当然ですが特定のソフトや環境に依存する作業はできません。でも拡張機能やアプリを探せば結構代替できるものがあるので意外となんとかなるかもしれません。

 しかし、LINEとSkypeとFacetimeが使えないのはちょっと痛いです。もちろん代替アプリはあるんですけど、周りの人間に代替アプリを使えとは言えませんからね。

 ちなみに、Chromebookはオフラインだと使えないとかのたまっておられるレビューをちょくちょく見かけますが、メールや代替オフィス機能なんかはオフライン環境でも作業することはできますし、作業内容はオンラインになると自動的に反映されますので、あまり適切なレビューではないように思えます。
 そもそも、一般的なパソコンでオフラインの時にできることってどれくらいあるの?と考えてみたら、そんなにないことに気づくと思います。


  • こんな人におすすめ
 普段パソコンではネットとメールとしかしないし、オフィスはたまに使うくらいかなという人ならとてもおすすめです。
 こんな使い方なら普通のパソコンと遜色のない使い心地ですし、グーグルのサービスを普段から結構使っているという人ならものすごく快適に使えると思います。さらに動きも軽快で起動も早く、何より安いというわけで、サブ機にはもってこいです。

 タブレットが欲しいけどキーボードがあったほうがいいよなと思っている人も検討の価値があると思います。


  • まとめ
 期待しすぎずできることとできないことをきちんと認識していれば、Chromebookはとても使えるパソコンだと思います。

 最安値で2万円からという安価なハードとブラウザ上ですべて完結する仕様、さらに100GBの無料クラウドサービスがあれば、Chromebookをパーソナルなコンピューターではなくパブリックなコンピューターとして使うことができます。

 これって実はすごいことだと思うんですよ。ハードにこだわることなくいつでもどこでも目の前にあるパソコンが自分仕様になるんですよ?なんだかとても未来チックじゃありませんか。Chromebookを使うことでパソコンから開放されるという逆説も素敵じゃありませんか。

 コンピューターをシェアするのが当たり前の時代なんてまだまだ先だと思いますが、Chromebookを使うことでそんな未来に近づけるんじゃないかなと思いました。
 

Chromebook Acer C720を使ってみてわかったことをレビューしてみる その1

 そろそろ東芝からChromebookが発売されるらしいということなので、日本版の購入をと考えている方の参考になればと思い、にわかChromebook使いとしての感想を書いてみようと思います。あらかじめ宣言しておきますが、私はパソコンに関して明るくないのでおかしいことを書いていたら鼻で笑うかコメントで易しく優しく指摘しただけるとありがたいです。

 ちなみに私が使っているのはAcer C720という機種です。4ヶ月位前にアメリカの友人に頼んで購入してもらい入手しました。日本では発売されていません(2014年4月現在)。




  • クロームブックって何?
 そもそもChromebookって何?って話ですが、わかりやすく言うとウィンドウズのワードとかエクセルとかパワポが使えないパソコンです。もう少し詳しく言うと、Chrome OSで動くパソコンですね。WindowsでもMacintoshでもないOSですから、これらのOSで動くソフトが使えないのはまあ当然ですよね。でもそんなに困らないから安心して下さい。代替アプリがたくさんありますので。
 とりあえず一般的なパソコンとはちょっと違うんだなと思ってもらえれば十分です。



  • クロームブックの特徴
 さて、Chromebookの特徴ですが、やはり一番はgoogleが開発したブラウザであるChrome上でほとんどのことができるということです。基本的にChrome上ですべての作業が完結する設計なので、SSDが16GBのメモリが2GBととても軽装なスペックです。逆説的になっちゃうんですが、Chromebookを使うことで固有パソコン依存から開放されるのです。つまり、グーグルアカウントを持っていてChromeのブラウザが入っているパソコンなら一瞬で自分仕様のパソコンになるわけで、パーソナルなコンピューターじゃなくなるってことですよ。このメリットはものすごく大きいと私は思います。

 つまり、簡単に言うと、ネットを使うことに特化したパソコンで、起動も早いし(7秒くらい)、バッテリーも持つし(8.5時間くらい)、クラウドサービスも付いてるし(100GBが2年間)、勝手にセキュリティーも万全になってくれるのです。

 もう一つの特徴として、値段が安いことです。私のは$199でしたし、他のものも$300前後で買えるものが主流のようです。

 なぜこんなに安いかと言いますと、一番の特徴であるネットに特化した仕様だからです。OSの使用料もいらないしSSDもメモリも小さくていいし、アップルみたいにアルミのフレームも使わない。とにかく特化しまくった結果の価格だと思います。あとほぼgoogleのサービスにどっぷり浸かることになりますので、その辺りでデータの収集だったり広告収入だったりで十分ペイできるんでしょうね。



なんだかちょっと長くなってきたので、ここらで一旦終わります。

続きが読みたい方はコメント欄にタイの首都バンコクの正式名称をコメントして下さい。

2014年4月1日火曜日

この夢はとってもデンジャラス 『パプリカ』

パプリカ (新潮文庫)

 『パプリカ』は筒井康隆が1993年に発表したSF?ミステリー?小説ですが、恐ろしいことに今でも地味に売れ続けているそうです。夢と現実が入れ子のように入り混じるお話で、終盤のカオスっぷりはいかにも筒井康隆でした。

 『パプリカ』は映像化もされていて、このカオスな話をよく映像化したなと思えるくらい見事な画になっています。わたしはこの映画版が結構好きで、正直何を伝えたいのかよくわからないのですが、とても映像が綺麗で、エンディングの「白虎野の娘」という曲もとても良くて、何度もちょこちょこ観てるんですよね。映画版はなぜかYoutubeに丸ごと落ちているので探すことができれば観れますよ。


 レビューとは全く関係ないのですが、小説版の方に面白い描写がありました。
「敦子の眼に記者たちは、若く美しい千葉敦子という女性に、自分たち以上の知性を求めていないように見えた」
「彼らは敦子から何かを教わることを嫌い、ただひたすら、なんとかして敦子の中から伝統的な日本女性らしさを引き出そうと苦心しているようであった」
 なんだかSTAP細胞の小保方さんを思い出しませんか?