2014年4月17日木曜日

個食化の極地?

ものすごくお腹が空いてふらっとラーメン屋に入ったらすごいシステムでした。

全席がお一人様用。会話せずに注文できるシステム。目の前のすだれや両側の高い仕切りで、客とはおろか店員とすらも顔を合わせずに済む環境。メニューを多様化せずラーメン一本に絞り込んでいるという割には、細々して考えるのが面倒な注文票。etc.

個食化もここまで来たか。。。と、ものすごい衝撃を受けました。
ここまで隔離された環境を用意してまでラーメンを食べたいという欲求は正直理解に苦しみます。味わうことに集中して欲しいとのことですが、本当にこのような環境が必要なのでしょうか?


食べものはコミュニケーション・ツールでもあると考えていた私にとって、このシステムは本当に驚きでした。
もしかしたらSNSなどで他人とつながる環境が整ったから、こういう形態が支持されるようになったのかもしれません。このように個食感を強調することで、他人とコミュニケーションしたいという欲求を高めているのかもしれません。「関係性の欠如」という関係性ということを考えると、極端に集中を強いられる環境であるが故に美味しく感じるということもあり得ないことはないかもしれません。


うーん、やっぱり東京は面白いですね。


 


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