2014年1月9日木曜日

誰も読まない本の価値

面白い記事を見つけました。

ぜひ「初めての読者」に 苫小牧市立中央図書館「誰も読んでない本フェア」」北海道新聞より

記事によると、30年間一度も貸し出しが無かった本も含まれているとのことです。

1人の人間が一生の間に本を読むことに費やすことができる時間に対して
現実的に入手可能な本だけに限っても何十倍も何千倍もあるわけで
30年間誰にも読まれなかったとしてもそのことが本の価値を貶めるわけではないし
ましてや図書館の責任でも税金の無駄遣いでもないと思います。

図書館に本があるということはこれから誰でも読むことができるという可能性であって
それだけで十分に価値のあることだと思います。

こういう類の無駄こそ大切にしていかねばならないのではないでしょうか。

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