2013年10月8日火曜日

正義の反対は別の正義だ!

という野原ひろしの名言が真っ先に思い浮かんだ記事を見つけました。

その名も『正義派の農政論』「「高米価」の要求は農業者のエゴではない」

いろいろ突っ込みどころはあるんですが
本当に社会的使命に燃えている農業者がどれだけいるのでしょうか?
自給率が40%という数字を見ても、それは疑わしいことだと思いますし
この数字はそもそも消費者がそういった使命を期待していないってことの現れなのではないでしょうか?

そもそも小さくて変な形の田んぼが何十枚も連なっている光景や
小さな農家の一軒一軒が高価なトラクターやコンバインを所有しているなんて状態は
アメリカで農業を見てきた私からすれば異常としか思えません。
この小さな田んぼ群を一枚に集約したり農機具の共有やリースを行うだけで
どれだけコストが削減できることでしょう?

こんな現状を変える努力もしていないように見えるということが非難される原因じゃないでしょうか?
自分たちは変ろうとせずに餌だけねだってもあまりあげたいとは思いませんよね。

もう少し外側からの視点を取り入れた意見にしないと説得はされないなと思いました。
あとパンは炊かなくても良いのでやっぱり米価は高いと思えます。



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