2013年10月3日木曜日

経済的にも物理性も超大事!

土づくりというと、ECが高くて中性に近い方がいいとか微生物が沢山いるのがいいとか
化学性とか生物性も大事ですし
土がある程度細かくて軟らかいという物理性も生育に大事ですよね。

しかし物理性は経済的にも大事なのです。

下の写真はキャベツの苗なのですけども
上は土の粒が細かくて、下は粗いのが分かりますか?



さて、この粒の大きさの違いがなんで経済的に影響するかと言うと
作業性の違いなのです。

苗を定植する場合、穴を掘って苗を入れて根元を押さえつけるという作業をするのですが
土が粗いとそもそも掘りにくいし、上から押さえる作業がちょっと手間なのです。
時間にするとせいぜい10秒とかそのくらいの違いなのですが
商業的に野菜を生産しようと思うと苗の数は100ではきかないですので
ちょっとの差が大きくなるのですよね。
で、当然作業時間は人件費ですので経済的に影響するのです。

まあそれ以外にも機械類の消耗が激しいとか隙間が大きくて乾燥しやすいとか
一粒が重すぎて芽が持ち上げきれないとか色々問題がありますので
やっぱり土の物理性ってのも大事ですよね。

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